雪かきと槍使い。2018年2月09日
皆様こんにちは。もう2018年ですね〜。
今年の冬は猛烈に寒いですね。私は寒さには強い方ですが、今年はマフラーが欠かせません。
先日、久しぶりに本格的に雪かきをしましたが、雪かきは槍の扱いに似ていると感じました。
・・・・・・・
ほぼ毎週日曜日、私は研修会に参加しておりますが、そちらでは武術的な身体の鍛え方を主に行っております。
『身体が出来ていないのに、治療が出来る訳がない。』との師の教えから、地道に身体を鍛えている訳です。
研修会では【馬歩站樁】や【一文字】といった武術の基本功から、大東流合気柔術の技まで色々と教わっております。
当面の目標としては、しっかりと丹田を作って、腕力に頼らずに脱力しつつ丹田の力を手を通して相手に伝えるといった所でしょうか。
力を込めるのではなく、力を出す。いかに効率的に出力出来るかどうか。
ドラゴンボールみたいに【ハーーーーーーーーツ!!!】といくら力んだ所で、相手には何の力も伝わらないわけですよ。
力みを捨てたその先に、相手にこちらの力が伝わる。
言うは易し行うは難しです。
・・・・・・・
本題ですが、大きな雪かきスコップで雪かきをしている時に『この動きは槍の使い方に似ているな』と思った訳です。
槍使いといえば、宝蔵院流槍術の胤舜(インシュン)がバガボンドで有名ですね。私はスラムダンク派ですが。。
で、雪かきをした方はお解りだと思いますが、雪はかなり重いのです。人が踏んで固まった雪は尚更に。。
腕力だけで雪かきしていたら、あっという間に腕がパンパンになってしまうことでしょう。
ところが、立身中正を保ち、槍を扱う要領で雪かきを行うと、まあなんということでしょう!腕はほとんど疲れないのです。
武術的な身体の使い方は、雪かきでも役に立つのか〜と、感心した次第です。
基本はやはり丹田をいかに使えるかでしょうね。
だからといって、私が槍使いなわけではないんですけどね。
私の感覚としては、槍よりもビリヤードに似てるなと思いました。
まあ、結局のところ、自分の中に染み付いた感覚で、使えるものは使おうといった所です。
おはり。