無意識に届かせる。2014年8月29日

自己啓発セミナーなどでは『思いは必ず実現する』と言われてますよね。

しかし、ただ思うだけでは、どんなに必死に願おうとも叶わないのが現実ですね。

これには理由がありまして、思いを実現するためには心の無意識領域まで思いを届けないといけないのです。

普通に思っているだけでは、自我が邪魔をして『やっぱり無理だろうな』とか『本当に思えば通じるのか?』といった『出来ないミサイル』に無意識領域に届く前に迎撃されてしまうのです。

そこで、思いを無意識下に届かせる方法として、私の大好きな斉藤一人さんは『ついてる』という言葉を口癖のように言い続けることで、無意識下に届かせようと教えています。

別の方法として、冷水を被ってびっくりして自我が飛んでいる内に、思いを無意識下に届けるといった方法もあります。

なぜ、このような話をしているかというと、治療家の刺激も出来る限り患者さんの無意識下に届かせるように治療するのが望ましいからです。

痛かったり、雑な治療では、患者さんの防御反応とぶつかってしまい、治療効果が薄いのです。

そこで、治療家は出来る限り『無心』になって、患者さんと一体になることで、高い治療効果を上げようと努力しているのです。